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<フィリピンからの報告> 日本人駐在員のフィリピン生活事情

更新日:9月21日



数年前に、ある日本企業が海外売上高の拡大を目指し、

フィリピンに子会社を設立し、進出してこられました。


TESZARAでは、その企業の社長さんのコンドミニアムの

手配から英会話研修までお手伝いしてきました。

 

お子さんと奥様も一緒にフィリピンに引っ越してこられたのですが、

日本人の間ではフィリピンのイメージがあまり良くないので、

最初は奥様はフィリピンに引っ越すことに不安を持たれていたと思います。


その社長さんが、今度は韓国に転勤になりました。

そして、ご家族も韓国に一緒についていく事になったのですが、

きっと奥様もフィリピンでの生活が思ったほど悪くない

と感じたのではないでしょうか?


良かったと思われることは、まずは住まいではないでしょうか?

住まいの場所は、フィリピンの先端都市BGC。 ボニファシオ・グローバル・シティと言いますが、その名前の通り、

アメリカのJPモルガンやアクセンチュアから世界のグローバル企業が多く立地し、

また、日本やアメリカをはじめとしてシンガポールやイギリス、韓国やカタール、オーストラリアやカナダ、韓国など多くの大使館が立地しています。

その関係で、日本人学校、アメリカンスクール、ブリティッシュスクール、チャイナスクールなどインターナショナルスクールも多く集まっています。


この方が選んだコンドミニアムは日本でいえばタワマン、

136㎡のお部屋で、ホテルのようなロビーには24時間コンシェルジュが常駐しています。


もちろん、プールやジムが完備しているので、日本の様に会費を払ってジムの会員になり、また、わざわざ出かけて行って汗を流す必要もありません。


フィリピンのコンドミニアムは、基本的に Fully Fuirnishedと言って、家具や家電製品、

食器や調理道具まで一式そろった状態で賃貸いたします。


したがって、引越しで退去するときには、退去前に現地で立会を行い家具や備品の

棚卸しを行います。


そして家具が不自然に傷んでいないか、家電製品もしっかり稼働

しているかなどもチェックいたします。


また、引越しで荷物を出す前には、コンシェルジュに何月何日引越しで

荷物を出します。

荷物はスーツケースX台と、グルフバッグ1セットと・・・。

と申請し、引越し業者は何人来てその名前は、誰と誰とだれまで申請して

許可証をもらう必要があります。


したがって、なんでもないときにたくさん買い物をしようとして

大きなスーツケースをもってロビーを通るとコンシェルジュに

止められてしまいます。


今回転勤で退去した後、大掃除を行いますが、それはびっくりするぐらい

徹底して行います。


通常のように掃除機をかけ拭き掃除をするのはもちろん、エアコンは全て

プロフェッショナルクリーニングを行います。


ベッドのマットレスやソファー、カーペットなどは全体をシャンプーして、

高圧スチームで洗浄します。


キッチンはキャビネット内外を清掃し、シンクは洗った後消毒をします。


レンジフードは外して脱脂洗浄などなど、初日は9名で、

その後は2、3日とのべ15名動員しての大掃除を行いました。


日本のテレビで見るフィリピンのイメージとこの実態は一致しますか?


フィリピンに引っ越した後、お子さんは、DCECのレッスンを受講されましたが、

街に出れば、自分で話そうとすれば英語を話す機会がいくらでもあるので、

英語力がどんどん伸長し、中学2年生にしてすでに、英検3級、準2級と合格しています。


いかがですか?

海外で生活してみるのも楽しそうではないですか?


ただ一つ、こぼされていたのが、昨年以来急激に円安が進んだせいで、

現地での生活費が円建てでみるみる急騰していることです。


スーパーで買い物をしても、なんでこんなに高いの?

何でフィリピン人は問題なく買い物しているの?

と驚いていました。


日本政府がむやみに円安誘導すると、こんなところにも

影響が出て、国民は大変な思いをすることになります。


 
 
 

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