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バチェロレッテに学んだプレゼンの重要性

更新日:2020年11月23日

「バチェロレッテ」って知っていますか?

なんかすごく流行っている番組らしいのですが、

NewsPicksのWEEKLY OCHIAIで取り上げていて、

初めて知りました。


バチェロレッテの萌子さんがすごい、ビジネスパースンも見たほうが

いいと言っていたので、

早速アマゾンプライムビデオで見てみました。




【落合陽一】『バチェロレッテ』から、現代の恋愛とリアリティショーの

今を考える。






最初は、こんなの10話も見られないなと思いながらも、

見ていたのですが、萌子さんの何がすごいのか、なんでビジネス

パースンも見た方がいいと言っていたのかわかるまでは見ようと

いうことで見ていました。



簡単にご紹介すると バチェロレッテ という一人の自立している女性を

17人の男性参加者が自分を恋人に選んでもらおうという番組で、

パーティーやデートの場でいろいろ会話をし、男性がデートプランを作って

バチェロレッテを楽しませるなど、様々な機会を通じて、男性は自分を

売り込み、バチェロレッテは、質問をしたり、課題を出したりして男性を

よく知っていこうというものです。

きっと男性参加者は自分を試されるという事で大変でしょうが、

観ている方は、客観的に、男性の創造力や企画力、教養、人柄などが

見えて、自分もこんなことをしないようにしないといけないなど

勉強になります。




様々な企画の後、毎回ローズセレモニーという選別の儀式が待っています。


これは、会話やデートを通じて男性候補者を評価したバチェロレッテが

選ばれた男性候補者にバラの花を渡すのですが、その本数が人数分なく、

足りなくてもらえなかった人が脱落していくというショーです。


何話か見ていくと、なるほど確かにビジネスパースンにも役に立つかもしれない

と思うようになってきました。


まずWEEKLY OCHIAIでコラムニストの矢部万紀子さんが、「萌子さんは毎回PDCAを回している」というのです。

PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)の

サイクルを繰り返し行うことで、継続的な業務の改善を促すマネジメントの技法

です。


なんで?


この番組は、多くの男性参加者を時には一人をピックアップして時間を取り

話を聞いたり、1対1、もしくはグループデートをしたりしながら、そこで

男性参加者と話をして、それぞれどんな人なのか確認して行って、

バラを渡すか、渡さないで終わりにするかを萌子さんが決定します。


PDCAとか意識しながら見て見たら、確かに萌子さんはどのように男性を

知ろうか、計画し、そのを実行し、そして次につなげていってるという

のが見えてきました。


彼女は相手の男性にすごく的確な質問をしていきます。

細かい言葉はあっているかわかりませんが、

ある男性に対して


「なんで参加することに決めたんですか?」と質問する。

男性は、「萌子さんが理想の人だから」と答える。


「私のどこが理想的なの?」


「可愛いい」


「それから?」


「きれい」


「それから?」


「スタイル抜群」


「ではあなたにとっては、理想の女性って外見だけなの?」


「・・・・・」



ちなみにこの男性はこのあと脱落したのですが、萌子さんは

視聴者から見ても、「これはダメだなあ」、とか、

「この人しっかりしていていていいね」

というのがわかるように話をしていきます。


ウィークリー落合で、まるでコーチングを見ているよう

との評価がありましたが、本当そんな感じがしました。


これを見ていたら、逆に、自分をどのようにプレゼンテーション

するのがいいのか、きちんと見せられなければ脱落してしまう

というのがわかり、プレゼンの重要さがわかると思います。


また、全く別の観点から気になったこともありました。


参加者の中に中国生まれ、中国育ちの中国人の黄さんがいます。

中国生まれ、中国育ちにもかかわらず、言わなければ日本人と思って

しまうレベルの日本語を話しています。


男性を恋人として選ぶという観点でみると何とも言えませんが、

人間的な魅力、教養、ビジネスパースンとしてみると、

他にたくさんいる日本人男性よりも群を抜いているのが、

視聴者にも感じられます。


たぶんほとんどの日本人が中国人に持っているイメージは、

品がない、大声で喋る、唾を吐くなどとは真逆で、この参加者を

見ると中国人に対するイメージを変えた方がいいというのを

わからせてくれます。


いやあ、そんな人は例外でしょ? と思う人も多いと思いますが、

私が会った中国人の中にも、このようなレベルの人が何人もいます。


そして、外国人という事では、この中国人のほかにもブラジル人の

ローズやオーストラリアにルーツを持つエバンスなど外国人的な

参加者もいます。


彼らは日本で育っているので日本語を話し、日本人的に

なっていますが、それでも、多くの日本人よりも魅力的で最後に

近いところまで勝ち残っていきました。


エバンスは若干23歳にもかかわらず、考え方がしっかりしていて、

主張するところは主張し、引くところは引くと

司会者も「いいやつだ」と感心する魅力がありました。


そして頑張って最後まで残った一人に杉ちゃんという日本人がいました。

彼は、画家なのですが、その芸術的な感性の鋭さを武器に

萌子さんを魅了して最後まで残る魅力のある人物ですが、

彼が夫だったらちょっと頼りない、中国人の黄さんと比べたら、

とても生活力があるとは言えない不安を与えます。


最後まで見てしまった結果感じたのは、

「おいおい日本人大丈夫か!」


というものでした。






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■ 編集後記 ■


 今週、ある製薬会社にお勤めのラーナーさんとコロナの影響について

お話をしていました。


すると驚く答えが・・。


「製薬会社はこのコロナで悪影響はないですよね」


「そんなことないですよ。それなりに売り上げが落ちています。

 みんなが、マスクをして、よく手を洗うので病気にならないから

 薬が売れないのです。」


へー。びっくり。


だったら、日本の医療費が崩壊しないようにするには、みんないつも

マスクをして、手洗いを徹底したらいいかもしれないですね。




さて、もう一つ驚いたことが、今朝、BBCのニュースをPodcastで

聞いていたら、


♪ギンギラギンにさり気なく〜♪


と聞こえてくるではないですか。


えっ、BBCニュースだよね、と思って聞いていたら、


日本のポップミュージックの大物が浮気をして事務所から制裁を

受けたと報じています。

近藤真彦って英国でもそんなに有名なのかと思ったら、

そうではなくて「なぜ、そんなプライベートなことを事務所が

罰するの?

事務所には関係ないじゃない。」

と日本の特殊性を取り上げて伝えているようでした。


なるほどやはり国によっていろいろなことに関する感じ方が違うのを

改めて感じました。



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