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外国に住んでいると肌身で感じるグローバル化と英語の必要性


先週、先々週と世界が今すごい勢いでグローバル化し、日本が取り残されて いるお話をしました。

あそこでご紹介した世界の環境に対する取り組みがすごく進んでいることや 逆に日本が急速に貧困化していること、国際競争力が低下していることなど あなたは全て知っていましたか?

どうも経団連のお偉いさんや政府の偉い人たちは、そんな日本の厳しい環境を 理解していないのではないか、かつて世界のトップにいた頃とあまり変わらす、 世界のトップにいると誤解したままなのではないかとと思えてしょうが ありません。

そうでなければ、わざわざ日本の製品を使ってくれているお客様であり、 また日本に中国に並んで大量の旅行者を送り込んできてくれる韓国を ホワイト国から外すなどという馬鹿げた政策を実施する事は考えられません。

この結果、今までは日本の部品などを使ってきた韓国企業も早急に代替品を 自分で開発したり、他の国から調達したりして、日本の製品を買わなくなる のは目に見えています。

2018年には約754万人と838万人の中国に並んで日本に来ていた観光客も、 政府が対韓輸出規制を強化した7月以降キャンセルが相次いて半減したとの 記事も見られます。

日本政府は、いまだに日本が韓国の売り上げなどなくてもビクともしない 世界の強国だという意識を持ち続けているのでしょうか?

ただ、そんな中でも海外に駐在しているビジネスパースンの間では、 このグローバル化のスピードを肌で感じる人が増えているようです。

日本の大企業のフィリピン現地トップとお話をしていると、 「経済成長著しいフィリピンでビジネスを行なっていると、今や、 日本の本社に相談しているとあっという間に遅れを取ってしまう。」 とおっしゃる方が結構いらっしゃいます。

また、DCECフィリピンに入会される駐在員の皆様がすごい勢いで 増加していて、教室を一つ増やしたのですが、すぐに不足して さらに増やさなければならない状況になっています。

入ってこられる方も、若い方ばかりでなく、日本企業の現地会社の 社長様も含めて多くの方が入ってこられるようになっているので、 いよいよ日本企業も海外からグローバル化の必要性を強く認識し だしたようです。

今までは、日本企業は海外でも日本企業同士で集まる傾向が強く、 現地でもビジネスでは英語はあまり使わないという環境でしたから、 そこから考えると徐々にですが、大きなうねりが始まっているの かもしれません。

ぜひ早く日本国内にもその動きが伝わってほしいものです。

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