日本人にとって今ほど英会話力が重要になった時代はありません。 日本は少子高齢化が進み、すでに人口減少が始まり、2050年には 1億人を切って9,700万人に、そして恐ろしいことに日本の6割の 地域が無人になる?!との試算が国交省から出ています。 HUFFPOST https://www.huffingtonpost.jp/2014/03/29/population-of-japan_n_5053891.html そして小売世界最大手のウォルマートが、日本のスーパー西友を 買収して日本で小売業を展開していましたが、人口が減っていく 日本には将来性がないと、西友を売却して撤退するとの話も出ています。 米ウォルマート、西友を売却へ 日本での店舗運営撤退 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32899700S8A710C1MM0000/ このように日本の市場が縮小していく中で企業が生き残っていく ためには、海外で稼がなければならないのは子供でもわかる話です。 そのような環境の中でも、残念ながら日本人の英会話力はなかなか伸びない のが現実です。 ここには、学校での英語教育の問題がある一方で、日本の英会話スクールの 問題があります。 何が問題なのでしょうか? それを考える時に、よく見かける英会話スクールの広告宣伝を思い浮かべて みてください。 どんな宣伝が思い浮かびますか? 「今だけ入会金ゼロ!」 「1レッスンが○○円から」 「10レッスンで○○○円」 などなど、いかに安いかを訴求する広告ばかりではないでしょうか? つまり英会話スクール自身が、レッスンの効果、内容よりも、自ら価格 競争に突入しているのです。 その結果が講師の質の低下に繋がっているのです。 価格を安くするためにはコストを下げなければいけませんが、そのコスト を下げるために、講師を社員にせずに請負契約にして交通費を支給しない、 社員でも1週間の労働時間を30時間未満に設定して社会保険に加入させない、 オンラインレッスンの場合は、学生アルバイトを使って自宅のインター ネットでレッスンを実施させるなどなど、講師にしわ寄せをすることで コストを削減している企業がたくさんあります。 結果として、優秀な人材で、他にも職を見つけられる人はなかなか英会話 講師にならないということが起こっています。 待遇が低いため勤続年数も短く、1年でコロコロと辞めて行くことも 多くみられます。 これでは、良い英会話レッスンが提供できるはずがありません。 今、DCECとTESZARAでは再度、私達は何を目指して仕事をするのか? どのようなサービスを提供するのかを皆で話し合っています。 TESZARA Inc. のメンバーとミーティングを実施した時、彼女/彼ら から 「私達は日本品質のサービスを提供することに誇りを持っています」 との言葉が出てきました。 彼らは、日本品質というのが素晴らしいサービスであると思い TESZARA Inc.に入社して来て、TESZARAのメンバーとして 素晴らしい品質のサービスを提供することに誇りを感じ、 1年程度で転職するのが当たり前のフィリピンで、LianやLyleは 3年以上働いてくれています。 そのおかげか、フィリピンでの企業英会話レッスンは、価格競争では なく、英会話レッスンの質で選んでいただいています。