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音声メディアの時代が来た2  英語を学ぶのはマズローの最高位の欲求、自己実現欲求を満たすもの 

更新日:2021年5月15日

先日の記事「音声メディアの時代が来た」でVOOXをご紹介しました。


VOOXとは三井物産の子会社moon creative lab から発信された新しい音声プラットフォームで、今なら無料で聞き放題というもの。


それなら無料のうちにということで、最近、よく聞いているのですが、今回、山口周さんの「アート思考」を聞いていて6話の中の2話目で「ものが買われない時代の到来」という項目があり、おもしろかったのでご紹介いたします。


山口周さんは、慶應で哲学、そして同大学院で美術史を学んだあと、電通、そして、ボストン・コンサルティング・グループなどコンサルティング企業で勤めた後、研究、経営大学院での教職、著作、各種ワークショップの実施、パブリックスピーキングなどに携わる独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。


山口さんは、ここでマズローの欲求五段階説に当てはめながら今、なぜものが買われないのかを説明してくれていてなるほどと感じたのです。


マズローの欲求五段階説とは何かここで見てみましょう。


「マズローの欲求5段階説」とは、心理学者アブラハム・マズローが人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとするという基本的な心理的行動を理論化したものです。



マズローの欲求5段階説とは? 知っておくべき心理の法則 Study Hacker


1. 生理的欲求

2. 安全の欲求

3. 社会的欲求

 集団への帰属や愛情を求める欲求であり、「愛情と所属の欲求」あるいは「帰属の欲求」


4. 承認欲求

 名声や地位を求める「出世欲」もこの欲求の1つに当てはまり、外的部分を満たしたい第3段階までとは異なり、内的な心を満たしたい欲求

承認欲求における尊重には「低いレベルの尊重欲求」と「高いレベルの尊重欲求」があり、低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、名声、注目などを得ることによって満たされる。高いレベルの尊重欲求は、自己尊重の意識付け、技術や能力の習得、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価より自分自身の評価を重視する。


5. 自己実現の欲求

 潜在的な自分の可能性の探求、自己啓発行動、創造性の発揮などを含み、自己実現の欲求に突き動かされている



昭和30年代〜40年代の高度経済成長期には冷蔵庫、洗濯機、テレビが3種の神器と言われ、みんなが欲しかったのですが、これらはみんなが困っていることを解消するものでした。

冷蔵庫がないと食べ物が腐らないように家の中で食べ物を保管できない。 洗濯機がない時は、たとえば冬でも冷たい水で手で洗濯しなければならなかったし、場合によっては寒い中、外に出て行って洗濯しなければならなかった。 そしてテレビが普及するまでは娯楽といえばラジオか本を読むくらいしか無かった。 こんな時代においては、冷蔵庫や洗濯機、テレビは、今困っていることを解消してくれるということを誰にでもイメージできたわけで、だからジャンジャン売れたのです。

これらを作る時は、困っていることが明確でそれを解消するという方向性もはっきりしているのでそれほど想像力が無くても作ることができ、また、それらを誰も持っていなかったから、我も我もとみんなが買ったわけです。

この三種の神器は、マズローの欲求でいえば第1段階の生理的欲求と第2段階の安全欲求で、それらは物質的な欲求でした。

さて、その上の第3、第4、第5の欲求は精神的な欲求といわれていて、3種の神器は物質的な欲求を満たすものだったのが、現代はほとんどの人が物質的には満たされていて、みんなが欲しいわかり易い ”物” がないということで物が売れない時代とのことでした。

さて、ここまでが山口さんのコメントでしたが、これらから気が付いたことを書いてみたいと思います。

戦後の日本人は、一つの会社に就社し終身雇用で、社宅に住み、会社の福利厚生行事の運動会や社員旅行に参加し、そして同じ会社内での出世を目指して24時間戦ってきたことを考えると、第3段階の社会的欲求から会社への所属を望み、第4段階の承認欲求の低いレベルの尊重欲求、他者からの尊敬、名声、注目などを得ることによって満たされるから、会社での出世を必死に目指してきたのかもしれません。


ところが、現代は第4段階の欲求でも更に欲求段階の上位の「高いレベルの尊重欲求」に進んでしまって自己尊重の意識付け、技術や能力の習得、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価より自分自身の評価を重視するので、それを満たすようなものにしか満足を得られなくなってきているのです。


そしてさらに上位の第5段階の欲求は、潜在的な自分の可能性の探求、自己啓発行動、創造性の発揮などという自己実現欲求です。


さて、この第4段階の「高いレベルの尊重欲求」、そして第5段階の自己実現欲求の内容を読んでいて気が付いたのは、みなさんが英語を身に着けようとしているのは、この第4段階の高いレベルの欲求と第5段階の自己実現欲求に当てはまるのではないかという事です。


英会話力を身に付け、海外の人とコミュニケーションができるようになって世界が広がり、また、世界の情報にアクセスできるようになることは、技術や能力の習得、自立性が得られ、潜在的な自分の可能性が広がり、創造性が発揮できるようになるのです。


したがって、あなたが英語を学習する目的は、TOEICで800点とるなどというものではなく、世界の人と自由にコミュニケーションできるようになり、自分の世界を広げる、もし希望すれば海外の企業で勤める、海外に移住する、海外で子育てする、など自己実現できるようになることではないでしょうか?















英語学習をする時に、単語を300覚えなくてはならないとか、英文法をS+V+ などと覚えなくてはならないと思うと嫌になってしまいますが、英語が話せるようになって外国人の友達ができ、その友達と楽しく会話している姿を思い描いたり、海外に住んでその街を言葉の心配をしないで自由に歩いておいしいものを見つけたり、買い物をしたりしている姿を想像し、それを実現するための学習としたら、毎日がその自己実現に向けて一歩一歩進んでいることが実感できたら英語を学習するのも楽しくてしょうがなくなることでしょう。


英会話学習は一番上位の自己実現の欲求を満たす尚な趣味だと思いませんか?




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