「日本人ははっきり物を言わない」は悪いこと?

最終更新: 7月12日

先日、音声メディアで人気のあるvoicyを聴いていたら、

中国とアメリカで育った日本人パーソナリティが


「日本人は言葉の奥にある意味を察しなくてはいけない文化が強く、

直接言ってくれないから理解できない、中国とかアメリカだったら

思っていることをダイレクトにいうのに対して日本の

コミュニケーションは難しい」と言ってました。


外国人もよく、日本人は間接的に言うので本音がよくわからないと

いうのもよく聞きます。



実際に外国人と一緒に仕事をしていると、確かにこれは気を付け

なければいけないポイントです。


外国人と一口に行っても、アメリカ人とアジア人では歴史や価値観も

違うし、日本では一括りに欧米人と言いますが、アメリカとフランス、

ドイツやイタリア、スペインなど習慣や価値観も全く違うので、

それぞれの常識が相手の常識ではないことを意識していないと、

日々のコミュニケーションで要らぬトラブルを引き起こします。


私自身、今でこそ長年多くの外国人と働いてわかってきましたが、

外国人と働き始めたばかりの頃は失敗をしていました。


例えば何かを話している時、「そんな時はこうでしょ?」と

自分の常識からしたら当たり前と思って話しかけると、相手からは

「Why?」と帰ってきてしまい、「えっ!?」と思ってしまったことが

ありました。



したがって、外国人とコミュニケーションするときは、意識して

日本の常識が世界の常識ではないということを念頭に置いて

コミュニケーションをしなければならないということです。


つまり、日本人だったらはっきり言わなくても当たり前に

理解することでも外国人には通じないということを意識する

必要があるのです。


また、外国人と接する機会が少ない日本人はどうしても自分の

価値観が正しいと押し付けてしまいがちです。


でもこれはグローバル化の時代にはやってはいけないことです。


それこそ日本が鎖国をし、海外とのビジネスを行わない、コミュニ

ケーションを行わないというのでなければ、相手の価値観を尊重

しなければ、逆に日本だけが世界から浮き上がってしまう結果

になってしまいます。


是非、気を付けて欲しいところです。


ただ、これは日本の価値観、習慣を捨てて相手に合わせなさい

ということではないので誤解をしないでください。


日本の歴史、文化は優れたものが多くあります。


なぜ、日本人は直接的に言わないのでしょうか?


それは日本では、万葉集の昔から、1300年以上にわたって多くの人が

和歌を詠ってきたことはご承知の通りです。


和歌の中でも皆が一番親しんでいるのが五・七・五・七・七の

短歌のリズムです。