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<インドネシアからの報告> Idul Adha(犠牲祭)

更新日:9月21日

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こんにちは、インドネシア在住スタッフの池田です。

6月6日に、インドネシアではIdul Adha(犠牲祭)という

イスラム教のイベントがありました。

私は義理の家族がイスラム教徒なので、私もこのイベントに参加しました。

この行事は、預言者イブラハムが神に忠誠を誓って息子を犠牲にしよう

とした話に基づいているそうです。


イスラム教徒はこの日に向けて、牛や山羊を家族単位で購入します。

当日の朝早く、皆がモスクに集まってお祈りした後、牛や山羊を生け贄

として解体し、肉を分け合って食べます。


犠牲祭が近づくと、さまざまな場所で牛が売られています。

一家族につき、肉付きのいい牛を一頭購入し、当日に向けて準備します。

毎年、解体直前に逃げ出したり、暴れ出したりする牛も多く、

私の夫の従妹のインスタグラムのストーリーでも、逃げた牛とそれを

追いかける男性たちの姿を見ることができました。

この時期は、たいていそういった動画で溢れかえります。


人口の多くがイスラム教徒のジャカルタでは、こうしたイスラム教の

イベントの際、普段あまりお祈りしない人もモスクに集まるため、

普段は24時間営業のファストフード店なども開店を遅らせたり、

休業したりします。


日本ではあまりなじみのない習慣やイベントに参加するたびに、

そのスケールの大きさや重要性に驚かされます。


日本では、宗教に少し距離を感じるのではないかと思いますが、

逆にこれほど身近なものだと、日本人の信仰心の薄さに驚く

外国人も多いのではないでしょうか。


こういった違いを、外国人として暮らす国の文化として

尊重できればと思います。


 
 
 

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