<インドネシアからの報告> Idul Adha(犠牲祭)
- 英語の記事を紹介 DCEC
- 9月19日
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更新日:9月21日

こんにちは、インドネシア在住スタッフの池田です。
6月6日に、インドネシアではIdul Adha(犠牲祭)という
イスラム教のイベントがありました。
私は義理の家族がイスラム教徒なので、私もこのイベントに参加しました。
この行事は、預言者イブラハムが神に忠誠を誓って息子を犠牲にしよう
とした話に基づいているそうです。
イスラム教徒はこの日に向けて、牛や山羊を家族単位で購入します。
当日の朝早く、皆がモスクに集まってお祈りした後、牛や山羊を生け贄
として解体し、肉を分け合って食べます。
犠牲祭が近づくと、さまざまな場所で牛が売られています。
一家族につき、肉付きのいい牛を一頭購入し、当日に向けて準備します。
毎年、解体直前に逃げ出したり、暴れ出したりする牛も多く、
私の夫の従妹のインスタグラムのストーリーでも、逃げた牛とそれを
追いかける男性たちの姿を見ることができました。
この時期は、たいていそういった動画で溢れかえります。
人口の多くがイスラム教徒のジャカルタでは、こうしたイスラム教の
イベントの際、普段あまりお祈りしない人もモスクに集まるため、
普段は24時間営業のファストフード店なども開店を遅らせたり、
休業したりします。
日本ではあまりなじみのない習慣やイベントに参加するたびに、
そのスケールの大きさや重要性に驚かされます。
日本では、宗教に少し距離を感じるのではないかと思いますが、
逆にこれほど身近なものだと、日本人の信仰心の薄さに驚く
外国人も多いのではないでしょうか。
こういった違いを、外国人として暮らす国の文化として
尊重できればと思います。









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