英語の記事を紹介 DCEC
2019年9月14日3 分
DCECのメルマガでは、少子高齢化とグローバル化の遅れによって、日本が厳しい状況に陥っている事をお伝えしています。
そのせいで、読者には日本の未来を考えると暗くなるとお叱りを受けることもあります。
そこで、今後は日本の未来を明るくすることも書いていければと思っています。
どうすれば明るくすることができるのか?
これは、ソフトバンクの孫正義さんに学ぶことができます。
孫正義さんは、1990年代末期から2000年代初頭にかけて、さかんに唱えていた
のが「タイムマシン経営」という言葉。
「タイムマシン経営」とは、”アメリカで成功した Web サービスやビジネス
モデルを即座に日本国内で展開し、大きな利益を得る経営手法”を意味します。
孫正義さんはカリフォルニア大学バークレー校を卒業し、アメリカの情報に
直に触れる環境にあるとき、Yahooの創業時に立ち会うことができました。
まだ、ネット検索など日本では知られていないときにYahooを知った孫さんは
早速その将来性を見込み創業間もないYahooに投資をするとともに、
Yahooを日本に持ってきてYahooJapanを展開すれば成功するのではないか
と考え実行し成功させました。
また、スティーブ・ジョブズがiPhoneを作り出した時、ボーダフォンを
買収しモバイル通信会社ソフトバンクをスタートしたばかりのタイミングで、
iPhoneを日本で独占販売する権利を獲得することで、ガリーバードコモに対して
勝ち目のないと言われたソフトバンクを現在のように十分対抗できる通信会社に
育て上げたのです。
つまり、海外でヒットする、しそうな事業でまだ日本にないものを日本に持ち込む
ことで日本で成功を納めたのです。
ソフトバンク孫正義氏が日本より海外で尊敬される理由
DIAMOND online
https://diamond.jp/articles/-/189254
このことを考えた時、海外ではすごく流行っているが日本にないものを日本に
持ってくることで新しい市場を作り出し、また、日本の不便を解消するというのが
日本の未来を明るくする戦略です。
まず、提案の第1弾!
これは、日本でグラブを解禁するということです。
グラブとは、先週の変種後期でご紹介した、東南アジアで流行っている配車アプリで
タクシーや普通の車、プレミアムな車などニーズに応じて呼ぶことができる
とても便利なサービスです。
イメージがわかない方は下記ブログがグラブについて説明してくれているので
ご覧ください。
Grab(グラブ)って何? 東南アジア旅行に必須!配車アプリの使い方
https://www.travel.co.jp/guide/howto/296/
タクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」の使い方
https://tripping.jp/asean/65089
いかがですか?
何と無くイメージはつかめていただいたでしょうか?
日本では主にタクシー業界を保護するために導入されていません。
ただ、日本でも東南アジアの国々と同じようにタクシーも呼べるよう
にすればタクシー業界にとってもビジネスチャンスが広がります。
気軽にアプリでさっと車が呼べるようになったら、今までは頑張って
歩いていた場所でも、「今日はすごく暑いからグラブで行っちゃおう!」
「今日は雨だからグラブウィ呼ぼう!」と新しい需要が喚起できます。
そしてこれは、過疎化して、電車が廃線になったとか、バスが1時間に
1本しかこないという地域では、車の持ち主にとっては、
「車が空いているのでちょっとしたお小遣い稼ぎにいいかも」となり
利用者側からも
「近所の人にはしょっちゅう頼めない」とか
「好きな時に自由に呼べるのなら気楽」
「グラブシェアだったら価格も手頃」などなど過疎の地域の交通手段の
解決策にもなり、一挙三方徳ではないでしょうか?
経済効果もあり過疎か問題解決の一助にもなるので、日本を明るくする
一つの方法といえるのではないでしょうか?