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2018年3月3日2 分

日本にいても日本人よりも中国人が友達になる現実

今回、一人面接をしました。
 

 

 
彼は、日本の奨学金を得て博士課程で物理学を学んでいるフィリピン人
 

 
男性ですが、彼の話を聞いていて日本について考えさせられたことが
 

 
いくつかあるのでご紹介いたします。
 

 

 
一つ目は、今の日本の地方が思った以上に寂しくなっている
 

 
ということでした。
 

 

 
彼は修士課程の時に半年間程九州大学に交換留学で、初めて日本に来たの
 

 
ですが、日本は人が多く活気がある国であることをイメージしていたのが
 

 
実際に来てみると、あまり人がいなくて刺激がなく、すぐにホームシック
 

 
にかかってしまったとのことでした。
 

 

 
二つ目は、日本人よりもフィリピン人の方が世界で活躍できるという
 

 
現実でした。
 

 

 
今回、大学院で物理学の博士号を取ろうと、自分が興味ある研究が
 

 
できそうな日本とドイツの大学院に奨学金の申請をしたのですが、
 

 
日本の奨学金の決定が早く、すぐに申し込みをしなければならなかったので
 

 
日本に来ましたが、ドイツの奨学金も申請が通ったので、もし、ドイツが
 

 
早ければドイツに行っていたとのこと。
 

 

 
DCECの講師に応募してくるものは、このように奨学金を得て日本の
 

 
大学院に留学して来ている者が多いのですが、残念ながら日本人で
 

 
2カ国以上の外国の大学院から奨学金を支給される試験をパスした
 

 
人を知りません。
 

 

 
三つ目は、日本人は日本の中でもシャイで外国人の友達をなかなか
 

 
作れないということです。
 

 

 
面接の中で、「日本人の友達はいるの?」と質問したところ、
 

 
「研究室の仲間に日本人がいますが、中国人の友達の方が多いです」
 

 
とのこと。
 

 
「え〜日本にいるのに日本人よりも中国人の友達の方が多いの?」
 

 
と聞くと、
 

 
「日本人は静かで友達になるのが難しい、中国人はうるさいぐらいに
 

 
話すので友達になりやすい」とのことでした。
 

 

 
彼は日本語も中国語も話せないので英語でコミュニケーション
 

 
しているのだと思いますが、これは日本人の英語力が低いこと
 

 
ばかりでなく外国人に対してシャイな日本人が多いことを表している
 

 
のでしょう。
 

 

 
日本の中ですらこうですからグローバルで活躍するのは
 

 
難しそうですね。

#英語 #英会話 #外国人採用 #留学生

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