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「世界から取り残される日本を改革する3つの条件 -マスコミ改革、インターネット活用、英語力の強化 」

October 10 ,2009  vol.313

 

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October 10,2009  vol.313
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----【目次】-------------------------------------------------

  ・"The missing female classmate"      <Tre>
  ・世界から取り残される日本を改革する3つの条件
   -マスコミ改革、インターネット活用、英語力の強化
                         <Shima>
  ・編集後記                    <Shima、Umi>
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オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞しました。これで、オバマ大統領も核廃絶に向けた動きを後退させることが出来なくなったということを考えると、ノーベル賞の選考委員会がそのような効果を狙った戦略的な決定だったようにも考えられます。

前ブッシュ大統領が独善的に、強引に世界に嫌われるアメリカを作ったのに対し、オバマ大統領は地球温暖化問題にも積極的に取り組む姿勢を見せ、核廃絶に向けた働きかけをはじめるなど、しっかり"Change!"を実践していて期待が高まります。

一方の日本。民主党政権。
これもみなさん、事前には本当に大丈夫かな?と思いながら投票した人も多かったと思いますが、今は、「もしかしたら日本が良くなるかも?」と感じていませんか?

「温暖化ガス25%削減」も経団連やマスコミも「そんな無理なことを勝手に宣言して」と冷ややかですが、このような革新的なことはリーダーが決意を持って宣言して世界を変えていくんですね。

かつてアメリカではケネディ大統領が月に人間を立たせると宣言し、当然宣言した当時は夢の領域をでないようなものでしたが、リーダーが決意を持って宣言し国民も夢を共有することで、夢が実現したわけです。

現在の日本にとって、特に省エネ技術や次世代エネルギー技術などはまだ日本が世界をリードできる可能性を大きく持っている分野なので、「温暖化ガス25%削減」を推進する中で財政支援なども行うことで、次の時代の日本の存在感を増すことが出来るでしょう。

ぜひ国民みんなで応援していきたいですね。

 
さて、今日のダイアログはTreが日本語で失敗したことが語られています。
また、記事では世界から取り残される日本を改革する3つの条件について書いていきます。

 

 

 

■"The Missing Female Classmate"

 

Characters: D: Deenoh E: Erika T: Tre

Minutes after a Japanese language class. . .

E: Tre, are you having angina pectoris?
T: I'm fine. Thank you for your concern. This is nothing.
D: Don't mind him; he is healthy as a stallion!
E: I don't think so . . . You're wincing in pain as if you had just been stabbed in the chest.
T: (hesitantly pointing to Deenoh) He . . . , he strikes his elbow into my chest.
E: What? Deenoh, how can you do that? You are like David and Goliath.
D: I did not mean to hit him hard . . . I was just trying to . . .
E: So what happened?
T: It all started in our Japanese class. The moment our Japanese teacher entered the classroom, she uttered, “Mina-san . . . . Mina-san swatte kudasai.”
E: So what's the big deal?
D: Dig further what he asked the teacher.
E: (staring sharply to Tre)
T: (answering nervously) I . . . , I . . . , I understand the meaning of “swatte kudasai,” [sit down please] but“Mina-san”is an alien word to me. I never heard it before.
I asked the teacher about the identity of“Mina-san,”because we have only two female classmates, Ana-san and Karen-san.
Suddenly, our teacher stared blankly at me.
E: Hahaha! You thought it was a girl's name. Well, it means "everybody or everyone.”You'd better etch that in your mind, Tre.
D: I hit him in the chest to let him stop insisting that there is no other third female classmate in the class.
E: Hahaha! Next time, hit him in the head instead. Tre is not studying his lessons well.
T: Where is the justice in doing that? Hitting me would not do any good.

 

●Vocabulary

★angina pectoris 狭心症
★healthy as a stallion 種馬のように健康
★wincing 顔をしかめている
★strikes 打つ
★David and Goliath ダビデとゴリアテ;弱い者が強い者を倒す (旧約聖書『サムエル記』から由来する言葉)
★uttered 叫ぶ
★big deal 大したこと
★dig further もっと理解する、話などを掘り起こす
★alien word 異国の言葉
★identity 身元、存在
★stared blankly ぽかんと(不思議そうに)見詰める
★etch that in your mind 頭(心)に刻み込む
★insisting 主張している
★justice 正義、正当性



"行方不明の女性クラスメート"

登場人物: D- ディーノ E- エリカ T- トレ

日本語の授業の数分後…

E: トレ,あなた狭心症にかかっているの?
T: ぼくは大丈夫だよ。心配してくれてありがとう。何でもないんだ。
D: 彼を構う必要はないよ。彼は種馬のように健康だよ!
E: そうは思わないけど…まるで胸を刺されたかのように、あなたは痛みで顔をしかめていたわ。
T: (言いにくそうにディーノを指して)
   彼…彼がぼくの胸を肘で打つんだ。
E: 何ですって?ディーノ、どうしてそんなことができるのかしら?
   あなたは弱い者いじめをするダビデとゴリアテのようね。
D: そんなに強く打つ気はなかったよ…ぼくはただ…
E: それで何があったの?
T: 何もかも日本語の授業で始まったんだ。日本語の先生がクラスルームを入ると同時に、「みなさん…。みなさん座ってください」と叫んだんだ。
E: それでそれがどうしたっていうの?
D: 彼が先生に何を尋ねたか、もっと先の話を聞いてみてよ。
E: (トレをじっと見つめている)
T: (不安げに答え始める)
   ぼく…、ぼく…、ぼくは「すわってください」の意味はわかるんだけど「みなさん」はぼくにとっては範疇にない言葉なんだ。
   今まで聞いたことがなかったんだよ。ぼくはのクラスには女性の生徒が2人、アナさんとカレンさんしかいないからぼくは先生に「ミナさん」ってだれって尋ねたんだ。
E: ははは! あなたはそれが女の子の名前だと思ったのね。あのね、それは「皆さん、やみんな」という意味よ。それは覚えておいたほうがいいわ、トレ。
T: このクラスには3人目の女性クラスメートはいないと言い張る彼を止めるために、ぼくは彼の胸を突いたんだ。
E: ははは! 次は代わりに彼の頭を叩くことね。トレはレッスンをしっかり勉強していないわね。
T: そうする正当性はどこにあるの? ぼくを叩いても何も良いことはないよ。

 

 

 

■世界から取り残される日本を改革する3つの条件
   -マスコミ改革、インターネット活用、英語力の強化

 

先月、DCECのある大学生ラーナーがアメリカに1ヶ月行ってきました。彼は、アメリカの大学院に留学したいと思っているので、その下見をかねて、シリコンバレーの近くの知人のうちに1ヶ月滞在して、いろいろな大学などを訪問してきたのでした。

その彼が昨日、帰国後初めてDCECに来てアメリカでの生活について報告してくれたのですが、彼が一番刺激を受け気がついたのが日本だけが世界から取り残されていることを強く感じた事でした。

そして、このままではいけないので絶対、世界で働ける力をつけようと決意したとの事でした。

彼はスタンフォード大学のオープンクラスにも参加し、また、英語の学校にも通ってきたのですが、アメリカではいかにFacebookとTwitterが使われているか実感し、アメリカでiPod touchを購入しさっそく、それらを使い始めました。

そのとき受けた刺激をシェアしてもらうことを本人に頼んだので、また、出来上がり次第ご紹介いたします。

さて、彼がなににそんなに刺激を受けたのか?

実は世界は今、ものすごい勢いで変化しています。その変化は、今までは当たり前だったことが、ここ数年のうちに全く変わってしまう程の変化なのですが、日本人はほとんどそれをわかっていません。

彼はアメリカでその一端を感じたからこのままではまずいと思ったのでしょう。

まず、彼は英語のクラスでいくつかのことを感じました。

1.クラスにいるヨーロッパから来た人たちはよく話す。
2.でも良く聞いてみると結構間違った英語で話している上にあまり単語も知らない。
3.一方同じクラスにいた日本人の女の子は、ほとんど何もしゃべらずにもくもくとノートを取ることだけで過ごしていた。

このような経験から、彼は「やっぱり英語は間違っても話さなければ何の意味もない」と言うことを感じたようでした。

次に、知り合いになった友達とコミュニケーションするには、あたりまえのことですが、アメリカ人だけではなく、フランス人や他の国から来た人たちとでも、英語でコミュニケーションしなければならないことを実感しました。

そしてそのためには、まだまだ英会話力が足りないことを感じました。

また、アメリカではFacebookやtwitterが本当にみんなに使われているのを知り、彼らとコミュニケーションするために、アメリカですぐにiPod touchを買って、さっそくFacebookとtwitterを始めました。

今日本に帰ってきても、Facebookでアメリカで友達になった女の子とコミュニケーションしているようです。

このアメリカ行きが彼の人生を変えるほどのインパクトを与えたことは間違いないでしょう。
世界で働ける力をつけるために、海外の大学院やIUJ(International University of Japan) http://www.iuj.ac.jp/ などで学ぶことを決意したようです。

さて、彼が1ヶ月アメリカに行っただけで感じた日本が世界から取り残されていると感じたことを、日本にいると私達はなぜ感じられないのでしょうか?

ここには大きく言って2つの理由があると思われます。

ひとつは、日本のマスコミがきちんと真実を伝えていないこと。
そして二つ目は、マスコミが伝えなくたって、今の時代インターネットでいくらでも情報が取れるにもかかわらず、日本人は英語を自分のツールとして使いこなしていないので、結局わからないということ。

でも世界の急激な変化は、わからないままでいいという状況を通り越して、わからなければ日本が衰退に向かう状況になってきています。

したがって、日本は早急に現状を変えていかなければなりません。
では、世界が今急激に変化している事に対し、その流れに乗れない日本がこれから打つべき手は何なのか?

1.マスコミの改革
2.インターネットの活用
3.英語力の強化(急務)

この3つが欠かせません。

なんでマスコミの改革が必要なのか。

日本の大手マスコミは戦前に出来た記者クラブを既得権益として安住しクラブ員以外を排除してきました。

※記者クラブとは、首相官邸、省庁、地方自治体、地方公共団体、警察、業界団体などの組織に設置された記者室を取材拠点にしている、特定の報道機関の記者が構成する組織のこと。
記者室設置組織の記者会見は歴史的な経緯で原則として記者クラブが主催する。記者クラブのメンバー以外の出席は幹事社の承認が必要となる。警察関係など一部クラブではメンバー以外の参加は認められず、クラブ員が独占的に情報提供を受ける。(ウィキペディアより)

大手マスコミは、この記者クラブを通じ長年自民党政権ともたれあいの関係を続けてきたので、国民が新聞を通じて読んできた情報は基本的に自民党と記者クラブ会員各社の予定調和の記事ばかりであったと言うことです。したがって、読売新聞、日経などを読んでいるとこの衆議院選挙の前には、民主党のあら捜しのような記事ばかりが目立ち、また、政権交代したからといって、長年連れ添ってきた?!自民党から民主党に鞍替えすることも出来ずに、相変わらず民主党の政策を批判する論調が目立っています。

この長年続いてきた、記者クラブに対してのみ会見を行うという悪習を民主党政権は変えようとしています。

記者会見をオープンにして、クラブ会員以外のジャーナリストにも開放することで、国民に対しよりオープンに情報を流そうとしています。

しかしながら、官僚と記者クラブ側の抵抗で、なかなかオープン化が進んでいないのが現状です。

まず、政権をとる前はオープンな会見を行い、政権をとったら首相の会見もオープンにすると公約していた鳩山さんの会見のオープン化は出来ていません。

また、亀山金融大臣は記者クラブ側の抵抗にあい、記者クラブ向け会見とオープン会見の二度行わなければならない状況に陥っています。

http://www.j-cast.com/2009/10/06051134.html

唯一、岡田外務大臣のみオープン会見を実現でき今後のマスコミ改革に期待を持たせてくれています。

http://www.youtube.com/watch?v=93hPnFjTDK0

もしこの問題にさらにご関心のある方はこのブログを読んでください。
これは元AP通信の記者で現在ビデオニュース・ドットコム代表/ビデオジャーナリストの神保哲生氏の記事です。

http://agora-web.jp/archives/768985.html

しかし、このような情報を私のような素人が見られるようになったのも、インターネットの発達によるところが大きいのです。

これらを知ることでも国民の政治や官僚、マスコミを見る目が変わってきますが、英語で情報収集をすることで、さらに外国から見た日本についての情報や、あるいは、日本のマスコミが伝えない海外の姿などが伝わってきて、現在私達日本人が海外の国に持っている偏ったステレオタイプな印象も変わってくることでしょう。

日本の改革は今や待ったなしに追い込まれています。
その中で、今、民主党政権は改革改革と声高に叫んでいた小泉政権よりも、日本を変えてくれるのではないかと感じさせてくれています。

日本を真に改革し、私達の未来を明るくするために、政府だけではなく、私達日本国民一人一人が、意識を高く持ち、英語力を身につけ世界から情報収集をし、きちんとした判断力を持つことが大切なのではないでしょうか?

 

 

■ 編集後記 ■

 

   今、このメルマガで散々皆さんにお勧めしているtwitter。今週またすばらしい機能を実感しました。
何かというと今週木曜日の台風にかんする情報です。

DCECのオフィスはさいたま市にあるので、木曜日にレッスンを行えるかどうか、社員達が出勤できるかどうかを朝からニュースなどをチェックしていたのですが、今ひとつ、今台風がどこにいるのか?交通機関はどのような影響を受けているのか良くわかりません。朝のうちはJRのホームページでJR運行情報をチェックしていたのですが、朝の10時を過ぎるころからアクセスが集中し、JRのサーバーがパンクしたようでアクセスできなくなりました。
でもそのころには、雨も上がって晴れ間も出ているので、レッスンは予定通り実施したほうがいいのではないかと思っても電車が止まっていてはガヴァネスも生徒さんもこられないので、きちんとした情報をつかんで判断しなくてはなりません。

そこで使ったのがtwitter。
「JR」をキーワードにして検索すると、現在のJRの生の情報が次々に入ってきました。
「今、JRがすべて止まっている。こんなこと初めて」
「駅で人が溢れている」
こんな情報ばかりだったのが、しばらくすると
「今山手線が動き出した」とか「京浜東北線がのろのろと・・」「埼京線再開」など、本当にリアルタイムの情報が次々に入ってきて、これだったらクラスは予定通り実施できると判断できました。
テレビのニュースよりずっと便利でした。(島)

 

   今週はちょうどアメリカにホームステイで1ヶ月滞在された生徒さんと、同じくアメリカへ4泊くらい行かれた生徒さんのお話を聞く機会がありましたが、2人とも海外は初めてということもあり、印象も強かったようで、嬉しそうにいろんな話をしてくださいました。
聞きながら、私も自分が初めて海外に行ったときのことを思い出して楽しかったです。色んなものをみて、感じて、たくさん刺激を受けて帰ってこられ、でも逆に英語がまだ不十分なことも実感され、お二人ともまた行きたい、行ったらもっともっとコミュニケーションを取れるようなりたい、と意欲満々でした。
そうした話が聞けて私も嬉しかったですし、これからどんどんがんばっていただきたいと思いました!(Umi)

 

  

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