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【ゆでガエルになる日本人】

June 6,2009  vol.295


◆◆DCEC's Enjoyable English World and Useful Business Tips◆◆

DCECの英会話成功法ー英語で人生を成功に導く

~ビジネスプロフェッショナル講師の英会話スクールの日々から
ユーモア溢れる英会話&ビジネスティップス~

June 6,2009  vol.295
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数あるメルマガの中でも質の高さはピカイチ!! と勝手に自負して
います。ぜひみなさん、メールでご意見くださいね。

----【目次】-------------------------------------------------

・"The virus incident"    <Tre>
・ゆでガエルになる日本人          <Shima>
・編集後記                    <Shima、Umi>
-------------------------------------------------------------

  

  いつの間にか新型インフルエンザの話題が日々のニュースになることもほとんどなくなりましたが、あの日本での騒ぎは何だった
のでしょうか?
外国人から見ると異常に映ったようで、大手総合商社に勤めている友達とはなしをしていたら、「日本のインフルエンザ対策のマスク姿が大挙しているテレビの映像などをみて、シンガポールの取引先では、よほどの緊急性がない限り日本人と接触しないようにという通達が出た」と言っていました。また、Felicityと話していたら、彼女の目から見ても日本人の騒ぎ振りがすごく奇異に映った、多分日本に住んでいなかったら、こんなに気にならなかっただろうと言っていました。

果たして日本人の対応がいいのか、異常なのかはわかりませんが、少なくとも世界の中で独特な感性なのは間違いなさそうです。

さて、今週号のダイアログでは休暇から帰ってきたTreが日本のインフルエンザ騒動にびっくりした様子が描かれています。
また、今週は、なぜ日本人を除く世界中の人が英語を話せるようになっていくのか考えてみました。

 

■"The virus incident"

T: Tre S: Soren E: Euneece

After his vacation trip, Tre is back to work.

S: Hey, Tre is back! Long time no see, buddy.
E: How was your travel extravaganza?
T: It was amazing and memorable. But the atmosphere at the airport was kind of eerie when I came back.
E: Is that so?
S: Thanks to the swine flu.
T: Right. Under normal circumstances, the airport is swarming with travelers especially after a long holiday. When I
arrived, however, it was like a ghost town.
E: I could imagine.
T: Not only that. Almost everyone around me was wearing a mask, and thermal camera sensors were in place at the
immigration area. That was the strangest experience I ever had in my life as a traveler. I was so anxious.
S: There was no reason to be alarmed though. Everyone was just taking necessary health precautions with the spread
of the virus.
E: Right. As you should know, there was a surge of infected individuals last week in some parts of the country. Over one hundred cases were confirmed overnight.
T: Well, fortunately or unfortunately, I was in such a dream vacation that I was completely unaware of the situation.
S: The number of cases had dropped significantly though and now, the flu is treated as just a common illness.
T: I’m relieved to know that.
E: But it doesn’t mean that we should stop being cautious. We still need to gargle and wash our hands constantly.
S: (pointing at the alcohol conspicuously placed on the table)   See that? That’s a good disinfectant as well.
T: (in a teasing note) Are you sure this isn’t paranoia?
S: (unaffected by Tre’s comment) Of course not. And one more thing, I highly advise you to avoid sharing your
food and drinks with anyone.
E: (noticing Tre’s sudden hesitation) Everything’s alright, Tre?
T: Yeah…well, I was just wondering if I should share these souvenirs I bought for you guys. They’re all food, you
know.
S: (quick to react and takes back his words) Souvenir? You should have told us earlier. You know, my advice
is quite flexible.
T: (sighs and smiles) Yeah, right.


●Vocabulary:

★buddy = friend 仲間、親友、友達、相棒
★extravaganza 大イベント、派手なショー、華やかな祭典
★eerie 薄気味の悪い、異常な、不気味な
★swine flu 豚インフルエンザ
★under normal circumstances 通常の状況下で、本来ならば
★swarm with ~でごった返す、いっぱいである
★ghost town ゴーストタウン、廃墟の町
★precaution 予防措置、用心、予防(策)、警戒
★surge 急に高まること、急増
★infected individuals 感染者
★confirmed (be ~)確認される、証明される
★cautious 注意する、用心する、気を緩めない
★gargle うがいをする
★conspicuously 目立って、群を抜いて、これみよがしに
★disinfectant 殺菌剤、消毒薬(剤)
★paranoia 偏執症、パラノイア、妄想症
★take back one’s words 前言を撤回する、失言を取り消す
★flexible 柔軟性のある、融通の利く


"ウイルス事件"

T: トレ S: ソーレン E: ユニース

休暇中の旅行から帰ってきたトレがまた仕事に戻ってくる。

S: おっと、トレが戻ってきたよ!久し振り。
E: 大いなる旅行はどうだった?
T: もう最高、ほんとによかったよ。ただ戻ってきたときの空港の様子っていったらちょっと異様だったね。
E: そうなの?
S: 新型インフルエンザのおかげでね。
T: そう。本来なら空港は旅行客でごった返してるのに。特に長い休暇の後は。でも僕が空港に着いたときにはゴースト タウンのようだったよ。
E: なるほど、想像できるわ。
T: それだけじゃないよ。周りの人達ほとんどがマスクをしてて入国審査をするエリアにはサーモグラフィが設置されてたからね。 旅行者としてあんな奇妙なことは今まで経験したことなかったよ。ほんとに心配になったね。
S: 警告される理由なんてのはないけどね。ただみんなウィルスの拡大から必要な予防対策をしてただけさ。
E: その通り。知ってると思うけど、先週、一部の地域では感染者の数が急増したのよ。100人以上もの感染者が一晩で確認され
たんだから。
T: 幸か不幸か、そんな状況にあるなんてことを全く知らないで夢のような素晴らしい休暇を過ごしてたからなあ。
S: 感染者数はかなり減ってはきたけどね、それに今になってこのインフルエンザも一般的な病気として扱われるようになったし。
T: それ聞いて安心したよ。
E: だからってもう気をつけるのをやめるっていうんじゃないのよ。いつも手洗いうがいをするようにしなきゃ。
S: (これみよがしにテーブルに置いてあるアルコール消毒薬を指し) ほら、それだっていい消毒剤だよ。
T: (からかい口調で)これってパラノイアじゃないよね?
S: (トレのコメントには動じず)もちろん違うよ。それにもうひとつ、 食べ物とか飲み物を他の人と共有するのを避けるよう大いに勧め
たいね。
E: (トレが突然ためらったことに気づき)どうかした、トレ?
T: ああ...その、みんなに買ってきたお土産、シェアしていいのかどうかと思って。全部食べ物なんだよね。
S: (すぐに反応して前言を撤回し)お土産だって? 先に言ってよ。ほら、僕のアドバイスは融通がきくからさ。
T: (ため息をつき笑い)はいはい、そうだね。

 

 

■ゆでガエルになる日本人

  このメルマガでもいつも書いていますが、最近は世界中の人が英語でコミュニケーションをしています。でも、どうしてみんなそん
なに英語を話せるようになるのでしょうか?

例えば、シンガポールでは国策として英語力強化をはかり英語を公用語としました。また、マレーシアではマハティール首相の時代に「英語ができないことが、若いマレーシア人がマレーシア人以外の人よりも仕事を探すのが困難であるという要因の一つになっている」としてネイティブスピーカーを大量に呼び寄せて理数教科はマレー語ではなく英語で教えるという事を決定して推進しました。
これら国策として英語教育を進めてきた国の英語力が高いのは納得できます。

またフィリピンでは学校教育をほとんど全て英語で行い、ニュースも英語で流れ、ビジネスの現場では全て英語とほとんど英語ネイティブと同様の環境にあるので英語がスムーズに話せて当然でしょう。

また、インドも英国の植民地だった歴史もあり、英語が得意であるのは有名です。

ところがよくわからないのが何でベトナム人が英語が話せるのか?
ネパールではどうして? パキスタン人も、スリランカでも・・・
日本と比べたら経済的に恵まれていない発展途上国の人たちが英語を話せて、英語を学ぶ余裕も、利用できるエレクトロニクス機器も豊富にある日本人が話せない。

何で世界の人たちはみんな話せるのだろう?

不思議に思っていました。

あなたはなぜかわかりますか?

ところが、今読んでいる 「マイクロソフトでは出会えなかった天職」という本を読んでいて、なぜ彼らが英語を話せるのかよく理解できました。

この本は、すごく感動的な本なのでまた機会を見つけて触れたいと思いますが、ここでは少しだけこの本を知っていただくため、この
本の内容をAmazonから引用してご紹介いたします。

******************************
【マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった】

マイクロソフトに入社するや頭角を現し、30代前半で早くもオース トラリア・オフィスのマーケティング・ディレクター。
それが、本書の主人公ジョン・ウッドのそもそもの肩書きだった。 企業戦士の“特殊部隊”として働きづめの毎日を送っていたウッド
は、あるとき休暇をとってネパールのトレッキングに参加しようと 思い立つ。都会の喧騒とはいっさい無縁の美しい風景。
だがそこで、ウッドはネパールの厳しい現実をも目の当たりにする。
たまたま立ち寄った地元の学校では、どう見ても定員35人の教室に70人の生徒たち。つづいて案内された図書館には、わずか数冊の本しかない。
ダニエル・スティールの恋愛小説(表紙では服のはだけた男女が抱き合っている)、ウンベルト・エーコの分厚い小説(イタリア語)、
ロンリープラネットのガイドブック(モンゴル版)……。
バックパッカーが置いていった本は、幼い生徒にはむずかしすぎた。
ウッドはこのとき、校長とひとつの約束をする。子供たちが生涯、本を好きになれるようなすばらしい図書館をつくるために、本を
持って学校に戻ってくると。
カトマンズの市街地に戻った彼は、インターネットカフェから150人の友人知人にメールで訴えかけた。
「だから協力してください! 送料や手数料は、すべて僕が負担します。友だちにも声をかけて! だれだって、人生で何かを変えたい
と思っている。そのチャンスです。みなさんにとっては小さなことでも、貧困と故郷の孤立ゆえに教育を受けられない子供たちにとっては、大きな変化を起こせるのです。
最悪の選択肢は、何もしないこと」――。

******************************

この本にベトナム人で17歳のブーという青年が出てきます。
彼は農業を営む、教育を受けていない両親に育てられていましたが、その両親はブーに「教育は一番大切なことだ」といつも言い聞かせていたそうです。

彼は大学に行くのが夢ですが、お金がないので、ホテルで夜勤の仕事をしながら、コンピューターと英語を勉強しています。

「仕事は午後6時から午前7時までです。週6日働いています。月曜日、水曜日、金曜日はコンピュータの授業があります。勉強しなくてはいけません。そうしないと、いい仕事につけないから。ホテルの仕事は好きなんです。英語の勉強ができます。」

彼の給料は月に23ドル。そこから15ドルをコンピューターの学校に払い両親に5ドル渡し、残りの3ドルでひと月暮らしています。食事はホテルで一日二食出て、ホテルの簡易ベッドで寝るという生活をしながら必死に勉強をしています。

また、ネパール人のガイドの話がでてきます。
「ネパールの人は英語を勉強したがっている。ほかの国の人とコミュニケーションをとれる言葉だからね。ネパールの言葉を話す人は少ないけど、英語を話す人はとても多い。僕がそのいい例だ。僕が英語をしゃべれなかったら、君と僕は話をできない。トレッカーも
僕をガイドに雇わないだろう。ネパールの人の大半は、一日50ルピー(約75セント)を稼ぐのがやっとだ。でもガイドの仕事は一日
8~10ドルになる。観光は農業に次ぐ第二の産業なんだ。だから英語を勉強する子供を助けることは、彼らが多くのチャンスを得て、よりよい人生を送るために手を貸すことになる。」

そうなんです。世界の人は国が英語学習を振興しようとしなかろうと、ゆっくり勉強する時間が有ろうとなかろうとそんなことではな
く、英語力をつけることで自分の可能性が広がるから英語を勉強して英語を話せるようになっていたのです。

本名信行氏は著書「世界の英語を歩く」のなかでインド人が英語を必要とする理由を現地で聞いたところ次の順位だったとして以下の5つを挙げています。

1.科学技術の分野で最新の情報を獲得するため。
2.国際コミュニケーションのため。
3.母語の違うインド人とのコミュニケーションのため。
4.高度の教育や学習のため。
5.海外の情報を得るため。

みな世界中の人が世界の中で競争力をつけるために、自分のために英語を学んでいます。

日本は、戦後世界での競争力をつけるために必死に努力してきました。
そして幸いなことに、日本の経済は人口が増え、国内の経済も拡大を続けほとんどの日本人は海外との取引や外国人とのコミュニケーションをしなくても順調に年収が増えてよりよい暮らしが出来るようになってきました。

しかし、今やこの環境は大きく変わりました。

今日本の生産年齢人口は毎年80万人減少しています。
とするとたとえばこの人たちの平均の年収が300万円とすると日本全体で80万人×300万円=2兆4000億円の給料が減っているということです。

そしてこの流れはよほど大規模に移民を受け入れるなど日本の人口が増える政策を行わない限りかわりません。

ということは、今後他の国と同じように英語を身につけて世界から情報を集め、世界とコミュニケーションをとっていかなければ日本は衰退の道を突き進んでいくということです。

私たちは日本人がこの事実に早く気がついて対処することで、ゆでガエルにならないように常に警鐘をならして行きたいと思っています。

※ゆでガエル

熱湯に蛙(カエル)を入れると、びっくりして、逃げる。しかし、冷水から徐々に加熱すると、蛙(カエル)は状況の変化に気づかずに、
ゆであがってしまうことをいう。

 

 

■ 編集後記 ■

    
最近デラ・クルーズのホームページへのアクセスを調査していてびっくりしたことがあります。アクセス解析ソフトを使うとさまざまなことがわかるのですが、どこの国からのアクセスなのかもわかります。それで確認すると5月1ヶ月間のアクセスで日本国内からのものが59%!? え!40%以上が海外からのアクセスなんです。
どんな国かと確認すると
アメリカ   29.2%
中国     4.3%
スウェーデン 1.9%
ドイツ    1.0%
その後に台湾、ロシア、韓国などが続いています。

海外からのアクセスが40%以上というのも驚きましたが、その中でもアメリカからのアクセスが圧倒的に多いのは、やはりアメリカ人は好奇心が旺盛なのでしょうか。英語だからというのであれば、カナダやオーストラリア、イギリスなどが入っていないのは説明が出来ません。
また、スウェーデンから月に何百ものアクセスがあるのも驚きです。 (島)

  


先週妹の誕生日で、久し振りに休みが合ったのでお祝いを兼ねて坂戸にあるシュラスコ(そこではシュハスコ)食べ放題ディナーに連れていきました。私は何度かそこにお邪魔したことがあるのですが、今回はかなりお客さんもいっぱいで店内がかなりにぎわっていたのでビックリ。ブラジル人や日系ブラジル人のスタッフはみんな明るくしょっちゅう声をかけてくれ、妹も楽しんでくれたようでよかったです:)そこで不定期にサンバやボサノヴァのライブイベントの催しがあったり、毎週水曜日にはポルトガル語を教えているというミニ情報もいただきました:)
しかも!以前はその敷地内、ブラジル料理レストランのほかには特に何もなくさびれた感じだったのが、今回行ったらブラジルの食材や物が売ってるス―パーやら旅行会社やら、タトゥー屋などがありました。ブラジル人のコミュ二ティーがあるのか、雰囲気もローカルな感じがしておもしろかったです! (Umi)

 

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【マガジン名】  DCECの英会話成功法
【発 行 者】  デラ・クルーズ イングリッシュクラブ

       〒330-0802 
さいたま市大宮区宮町2-51大宮蓮見ビル5F
Tel 0486496588
【ホームページ】     http://www.delacruz-jp.com
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