|
|
English & Business TIPS 2004.12.4
|
| |
面接の達人になろう!
先週は履歴書の書き方を書きましたが、いかがですか?ご参考になりましたか。
今日は面接編に行きましょう。
これから就職を考えている人や転職を考えている人、また逆に採用担当になった人、そして今のところ面接に関係ない人にもご参考になると思います。
これは、新卒の学生から経験者採用までさまざまな面接を何千人も行った結果わかったもので、これを自分の就職活動のときに知っていたら、面接をもっと楽しめたのに、という秘訣です。
●面接はあなたにとって会社を品定めする場
どうしても面接を受けるとなると受身の立場になり緊張しますが、実は面接を受ける側からしてもその会社を見極めるいいチャンスの場だということを意識して面接を受けると余裕が出ます。
採用情報を見てもその会社の表面的なものしかわからないものです。
面接の場は、生の会社を見る貴重な場です。
面接者はほんの数人かも知れませんが、間違いなくその会社の雰囲気を代表しています。
コマーシャルのイメージと実際の仕事はまったく違うことを知らなくてはいけません。
かつてサントリーが学生人気ランキングのトップになったときがありました。その時、東大をはじめとする学生が殺到し、そのような学生がたくさん採用されましたが、入社してする仕事は酒屋さん回りの営業。お酒が飲みたくて入社した人はいいですが、コマーシャルのイメージで洗練された仕事を期待してきた人たちが失望して、大量に退職したことはひとつの教訓になります。
◇面接官を品定めするチェックポイント
1.タバコを吸いながら面接していないか?
今、平気でタバコを吸いながら面接するような企業は、保守的な会社だといえるでしょう。
2.英語について突っ込んだ質問をして来るか
このメルマガを読んでいる方は、英語を活かした仕事をしたいと思っているでしょうが、面接でTOEICの点だけ聞いてそれ以上聞かない面接官は、自分で英語に自信がないといえます。
すなわち、この会社ではあまり英語は重視されていません。
3.面接官はその会社の負の部分をさりげなく質問する
会社は新入社員から入社後に「こんなこと聞いていなかった」といわれるのを避けたいと思っています。したがって、後から問題になりそうな項目は、さりげなく確認するように面接担当者に指示します。
「金融だから一生転勤が続くけど大丈夫かな?」
「やりがいがある仕事は残業が多くなるけどどうかな?」
「部署によっては休みが土日じゃないけどいいかな?」
・・・・・。
面接を受ける側は元気よく「はい。大丈夫です!」なんて答えてその後、忘れてしまいますが、何年か経って後悔する事になります。
あなたは、「はい。大丈夫です!」とその場は答えても、本当にどうなのかきちんと考えることが後悔しない秘訣です。
4.面接官の身だしなみをチェックする
面接の場だと緊張して相手の身だしなみのチェックなど忘れがちですが、その面接官は電車の中で見かけるくたびれたおじさんではないですか?
公共の場で客観的に見て魅力がある人が責任ある仕事をしている会社は、きっと魅力ある会社です。
●最初の30秒であなたの評価の80%が決まる
私が何千人も面接をして驚いたのは、面接を始めてはじめの30秒で受けた印象が30分面接をした後に変わる事がほとんどない事です。
面接官もたくさん面接をするのでいつもいつも新鮮な気持ちでいられません。結果として、話し始めた瞬間に、「おっ!こいつは面白そうだぞ!」
と思わせるか、「あー、また退屈そうなやつが来たぞ」と思わせるかで、その後の質問をする意欲も変わってきます。
面接を受ける準備の半分ぐらいは、最初の印象を向上させるために使っても価値があるくらいです。
◇あなたの印象をあげるためのチェックポイント
1.表情が活き活きしているか
暗ーい表情や緊張でがちがちになった人の顔を見ただけで面接官のモラールは下がります。この面接官から本当の会社を見つけるのがわくわくするというような気持ちで臨めば、あなたの表情が輝いてきます。
2.おしゃれをする
おしゃれをするといってもきんきらの格好や奇抜な格好をするということではなく、きちんとした中にもちょっとしたセンスを感じさせる服装をしてほしいものです。
靴が磨かれていなかったり、スーツに皺が入っている、ふけがたまっているなどしたら、
「この人は仕事でも細かいところには気がつかない人だな」と思ってしまいます。
男性でも女性でも、身だしなみがだらしない人よりきちんとした人と話したくなるのは否定できません。
アメリカの大統領選挙では、カラーコーディネーター、スタイリストが重要な役割を果たし、当落に影響を与えているのは周知の事実です。
3.その会社であなたが何をやりたいか、何を質問したいかはっきり意識して臨む
しっかりした目的を持った人と話すとそれだけで話が楽しくなります。
また、真剣に会社のことを知りたいと思っている意欲を感じると、面接官としても自分の会社をよく見せたくなるものです。
そうなると立場が逆転して、面接官があなたに会社を売り込む構図になるので面接を受けていて楽しくなるのは間違いありません。
逆に「何か質問はありませんか?」と聞いたときに、資料を調べたら書いてあるようなことを質問したり、今のところありません、などと答えると「今のところなくてもあなたには次の質問の機会はもう無いよ!」となってしまいます。
今日は、面接官のチェックポイントとあなたの印象をあげるためのチェックポイントをご紹介しました。
最後にあの有名な孫子の言葉をあなたに贈ります。
<彼を知り己を知れば百戦して危うからず。(謀攻編)>
事前にきちんとその会社を調べ、自分の希望、自分のスキル、自分の実績
をきちんと整理して、その会社が何で魅力的なのか、その会社で自分がど
のような貢献ができるのか、なんでその会社に入りたいのかを徹底的に考
える。そうしたら、その段階で自分で入りたいと思っていたけど、よく考
えたらこの会社は違う、と気がつくこともあるかもしれません。
■書籍のご紹介「CSR入門」慶応ビジネススクール教授 小野桂之介著
DCECが慶応ビジネススクールのケーススタディのケースになったことはご紹介しましたが、今回は、この「CSR入門」の中で2ページにわたって紹介されました。
CSRとはCorporate Social
Responsibilityの頭文字をとったもので、現在、世界中で企業に要求されるようになってきた企業の社会的責任のことです。
現代の世界では、企業を評価するに当たって単に財務的な成績がよいだけの企業の評価より、環境に対する取り組みや、社会に対する貢献にしっかり取り組んでいる会社が評価されるようになって来ています。
そのCSRへの取り組みについて簡単に解説したのが、この書籍です。
ぜひ見てみて下さいね。
CSR入門やさしいシリーズ 13
|
| |
▲トップページへ
(C) 2004 Dela Cruz English Club
/ all rights reserved.
|
|