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起業 & ビジネス TIPS 2004.10.2 |
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「あなたは自分の人生を生きていますか」
突然ですが、あなたは自分の人生をコントロールしていますか。
自分で自分の人生の目的地を決めてそのようになるように、日々活動していますか。
私自身、おととしまでは自分でコントロールできていませんでした。
もちろんその時は、自分でコントロールしていると思って生きていたのですが、長年務めた会社を辞めて、自分で起業して創業時の混乱の時期が通り過ぎた今になって、初めてそれに気がつきました。
すなわち、大学を卒業して就職してから退職するまで、自分の住む場所、従事する仕事、毎日の時間の使い方など、ほとんどすべて会社が決めてきて、自分は会社から言われるままに動いてきた事に気がついたのです。
入社して最初に配属されたのは営業部門でした。自分で勉強しなければならないことも多く、また、成績も上げなければいけないので、毎日夜中まで働く毎日でした。
少し仕事も覚えて自分なりに自信もつき、小さいながらもブランチマネージャーになって部下を5人使うようになったのが入社5年目。
そしたら急に人事部に転勤になりました。
また、一から知らない事の勉強です。ここでも、バブル時代の採用などで、毎日夜中過ぎまで働きました。
その後、大阪に転勤し課長になり、5年後に埼玉に戻り部長になるなど職務が変わり、職位が上がりと責任の範囲は大きくなってきましたが、自分の勤務地と時間を自分でコントロールできないのは新入社員の時と変わりませんでした。その時は、それに何の疑問も感じないでそれぞれの仕事にやりがいを感じてやってきました。
その後、自分で起業することになり会社に退職を申し入れたのですが、その時に知ったのは、既に次の転居を伴う本社への転勤が決まっていたとのことでした。
当たり前の事ですが、自分の勤務地や仕事の内容を全て会社が決めているのをおわかりいただけると思います。また、私自身も人事の責任者をやっていたので、人の人生を左右する決定に携わっていたわけです。
ところが会社を辞めて自分で事業を始めたら、今まで当たり前と思っていたことがそうではないことに気がついたのです。
起業することで大きく変わった私の人生。その6つのポイントについてお話します。
1.自分の住む場所を自分で決められるようになった
先程触れましたが、今、もとの会社でそのまま働いていたならば現在の場所に住んでいないのは間違いありません。家族を連れて転居したか、もしくは単身赴任したか、どちらにしても家族にとっては非常に負担の大きな転居になったはずです。
今後は、自分で引越しを決定しない限りは、現在のところに住みつづけることができるので、子供に転校をさせ、家内に友達とはなれ、新たな地で新しい生活をつくるようなことを強いる事もなくなりました。
2.自分の休みや時間をコントロールできるようになった
起業をしたらいつ休みを取るのか、勤務時間はどうするのかを決めるのも自分です。
昨年は、起業したばかりだったのであまり余裕がなかったのですが、今年は2年目になり少しコントロールできるようになったので、夏休みは子供のスケジュールに合わせて取りました。
また、今年はこどもの夏休みの期間、勤務時間を少し遅らせて毎朝娘の勉強を一緒にやりました。
こんな事は、娘が生まれて以来初めてできました。
3.自分の好きな仕事をできる
大企業に勤めていた時は、営業から人事、管理、子会社社長などなどいろいろな仕事に変わりました。もちろん、それぞれいろいろ楽しくでき、また自分の実になりましたが、いつどんな仕事に変われといわれるのかは、そのときにならないとわからないのです。
また、大企業ですから当然自分の意見と違う事も推進しなければならないことが発生します。この面に関しては職位が上がれば上がるほど影響力が出てくるので、自分の考えを実行するには力が発揮できてよいのですが、自分の意見と違うことを推進せよとのトップからの圧力も増大します。これは結構ストレスになります。
4.自分の意見をすぐに仕事に反映できるようになった
当然のことですが、大企業を動かすには必要な手順を踏んで、関係者を説得して、それを実行するための準備をして、決定して、周知徹底して関係者の研修をして・・・・と非常に長いプロセスと時間が必要になります。
現在の時代は非常に動きの早い時代になっているのでこれでは間に合わない事も出てきます。
DCECのマネジメントチームはたった3人なので、やることを相談したら即日実行に移せます。これは小さな企業の非常に大きなアドバンテージですね。
5.自分が成長できる
小さい企業で、自分で作っていかなければいけないのでいろいろな事を自分でやら無ければならないので、その結果として、非常に多くの事を身につけることができます。
DCECをスタートして、まだ1年半ですが、その間に学んだことは膨大な量になります。
1)会社を設立した
(会社名の決定から登録、銀行への資本金の払い込み、登記手続きから、税務署や社会保険事務所、職安などなどの手続き・・・・)
2)ホームページを作った
現在日々の更新も自分で行っています。ちなみに現在DCECのホームページは「英会話スクール」「さいたま」などのキーワードでYahooやGoogleで検索するとトップに表示されます。
3)外国人を採用した
(募集、面接、テスト、研修、就労ビザ手続き・・・・)
4)メルマガを発行した
5)外国の企業と提携した
6)マネージャーを外国に派遣した
(ビジネスビザの申請)
7)毎月会計ソフトを使い月次決算をしている
8)年度決算をして税務申告した
9)慶応ビジネススクールでケースの対象企業代表としてディスカッションに参加した
10)外国人マネージャーと英語でけんか!?した(笑)
ほんの一例ですが、今まで20年以上勤めてきて経験しなかったこれらのことを行い学びました。今後も増資、支店開設、書籍出版、フランチャイズビジネス化、海外進出・・・などなど計画が目白押しです。
6.自分の可能性が大きく広がった
最後にこれが一番エキサイティングなことですが、自分の5年後が見えなくなったということです。
大企業に勤めているとだんだん自分の将来の範囲が見えてきます。ラッキーで役員になれたらこんな感じ。不幸にしてリストラされたらこんな感じ。自分自身平社員のときと部長になってからでも基本の生活は変わりませんでした。少しお中元などが増え、ゴルフにいかなければならない回数が増え、ストレスも増え・・。最高から最悪まで想像できる範囲に入っていま
す。
ところが、現在はよくも悪くも5年後の自分が想像できません。
そして、それも自分自身の行動にかかっているということです。すべて自己責任、自分でコントロールしていかなけらばなりません。
こんな事を考えて起業したわけではなかったのですが、このような経験をして初めて、今までいかに自分の人生をコントロールできていなかったのかを認識できました。
そして、DCECの生徒さんを見ていて、やはり会社勤めの大変さを感じます。
ここ数年で各企業が取り組んだリストラのおかげで、仕事量は今までの通り変わらずに、人数は確実に減っている。そのおかげで残っている人は今まで以上に忙しくなって英会話レッスンに間に合わない、というケースが増えています。
ある女性は、朝6:30に家を出て帰れるのはいつも終電。休みを取らないとレッスンに出られないという状況です。
また、ある部長さんは日曜だったら大丈夫、と日曜日のレッスンを取っていましたが、土曜日はゴルフで日曜日は役員との打ち合わせが入るとの事でほとんどレッスンに出られなくなってしまいました。
誤解しないでいただきたいのは、会社勤めがいけないといっているわけでは無いということです。私自身、前の会社では本当にいろいろ経験させていただき、勉強させていただき、心から感謝しています。それらの経験が無かったら起業しても決して成功しなかったでしょう。
ただ、終身雇用の制度が崩れてきた現在、自分で起業することができる素晴らしいチャンスのある時代が来たのです。そのようなチャンスに恵まれたので、起業をすることで、今まで人に決められていた自分の人生を自分の手に取り戻すチャンスだと言いたいのです。
アメリカでは、優秀な学生の間では、役人になる人はほとんど無く大企業に勤めるのもあまり人気が無く、できれば起業をして自分でビジネスをするというのが一番人気だそうです。
マイクロソフトのビル・ゲイツやDELLコンピューターのマイケル・デル、サン・マイクロシステムズのスコット・マクネリーなどは学生からすぐに起業してそれぞれの分野で世界一の会社を作り上げましたね。
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