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起業とビジネスのヒント


起業 & ビジネス TIPS  2004.9.11
 

「英語力がないとリストラされる韓国の現状」

先週のこのコーナーで、英語ができるアドヴァンテージについてお話いたしました。
また、英語で情報を収集しないと世界では当たり前の事が、日本では良くわからないということも書きました。これは、私自身ずっと感じていたことなのですが、最近、危機感を覚えるほど大変な状況になってきたように思います。

現在、東アジアでは日本抜きの経済協力機構を作ろうという動きが進んでいるのをご存知でしょうか。日本の政治家は、日本の強い産業の育成や、日本が中心となって進めるアジアの経済発展等より、自分の票と利権につながる日本の中の遅れた分野の保護を最優先に考えており、世界の急激な変動に全くついていけていないのが実態です。このままでは、世界の中で日本だけが取り残されて衰退していってしまいます。

現在、世界は中国の急激な経済発展を中心に動き出しており、2001年11月にASEAN首脳会議でASEANと中国の10年以内のFTA(自由貿易協定)締結が決議されました。これが実現すれば、日本抜きでEUやNAFTAに次ぐ巨大な経済圏が中国を中心に構築されるのです。

あせった小泉さんは、2002年1月に「日・ASEAN包括経済提携構想」を発表しましたが、外国のメディアからは、中国に対抗するための後追いにすぎない、具体性にかけ実現性に乏しいと酷評されました。

そして、実際にその後の動きを見ると農業分野から票とお金を集める議員の反対が強く、FTAを結べたのは農業分野の交渉がないシンガポールだけです。また、日本の現状を考えると少子化の非常に大きな原因の一つになっている保育園の不足、また、高齢化社会を迎え非常に大きな負担になっている介護士の不足などを一気に解消し、日本国民も非常に恩恵を受け、一方ではアジアの国からも感謝と尊敬を得られる看護士や介護士の受け入れなども形ばかりのものにして、実効の無いものにしようという動きになっているのが現状です。


日本は、バブルの崩壊まではアジアの中でただ一つの先進国であり、各国のお手本として尊敬を集めてきました。日本人は、まだ、アジアが同じように日本を見ているように思っていますが、実際はすっかり時代が変わってしまいました。
中国人は「もう日本に学ぶものは何もない」といい、韓国では「これまでは日本が韓国のお手本であり、モデルでした。でも、今は違う。日本の真似をしたら必ず失敗する。だから、日本の轍を踏まず、日本の逆真似が成功の秘訣」といわれているのです。

韓国は1997年〜98年のアジア金融危機の直撃を受け、IMF管理に入るという屈辱を経験しました。その経済危機を乗り切るために韓国企業は大改革の波に洗われ、経営力の無いトップは全て首を切られ、現在の韓国企業には50代以上の社員がほとんど見られない状況になっています。例えば大手企業のLG電子では50台以上の社員が1.7%しかいない。また、サムソン生命では取締役11人の中で最高齢が46歳という、如何に激しいリストラだったかおわかりいただけると思います。

現在の韓国企業では社員に、英語能力と海外経験、専門性が要求されこれについていけない中年以上のサラリーマンは退職に追い込まれるそうです。

2001年に日本でベストセラーになった「英語は絶対勉強するな!」の中で韓国人の英語力に関する記述は現在の日本の状況と全く同じでした。
英語を話せない人のことばとして、
「英語がほんとうに必要な状況なんか、国内にいて起こるわけないよ。旅行で海外へ行っても、いざとなれば身ぶり手ぶりで十分通じる。かりに仕事で英語をどうしても話さなければならなかくなったら、その時は通訳を雇えばいい」
と紹介されていました。今、このように思っている日本人って多いと思いませんか。

この韓国でたった3、4年の間に英語能力がないと退職に追い込まれるほどなのです。
「それは韓国のことで日本は関係ないよ」と思った人いませんか。

では、もう一つの国インドを見てみましょう。
インドの強みは国民が英語を話せることです。メルマガの中で、インドに駐在している”ナマシカール”さんから「最近のインドではバンガロールやハイダラバッドなど、米国のコールセンターとして機能しておりこの数年、なまりのない英語を話すようになってます。どうも癖のある発音を矯正する学校?システムがあるようです。」
というお便りを紹介したのをおぼえていらっしゃいますか。

インドの中で象徴的なのは「インドのシリコンバレー」といわれるバンガロールです。バンガロールには世界各地からインテル、オラクル、IBMを始めとする 91社のIT企業が進出しておりITエンジニアはシリコンバレーの12万人を超える15万人に達している。そして、当初のソフトウェアの開発ばかりでなく、IT技術を活用してアメリカ企業の顧客への電話応対のコールセンター業務や財務会計業務の請負などアメリカ企業のアウトソーシング先としてサービス輸出の大国としての地位を着々と構築しているのです。

21世紀の成長産業は知的財産といわれていますが、そのサービス輸出の比率は日本の10〜15%に対して、米・英は25〜30%、インドはなんと30%以上にもなっているのです。英語能力無くしてはインドがこのような地位を占める事は不可能だったでしょう。

日本に英語力がなく、世界の動きに気がつかないうちに「インドは2032年にはGDPで日本を追い抜き、アメリカ、中国に次ぐ世界3大パワーになる」という風にゴールドマン・サックスのレポートで言われています。


日本の英語に対する取り組みが世界に遅れているのがおわかりいただけたと思います。


でも、あなた個人としては、今すぐに英語力アップに取り組む事ができます。

では、ここでインドネシアの天才少女についてご紹介しましょう。

彼女の名前はAnne Ahira(アン・アヒラ)。
22歳でインターネット・マーケティングの世界に入りエリートチーム・インターナショナル

http://www.eliteteammarketing.com/89283/

という、インターネットを使った十分な収入を長期的に得るためのビジネス構築をコンサルトするサイトを構築し、大成功を収めている女性です。


ここで、特筆すべき事は、インドネシアはアジアの中で、フィリピンやシンガポールの様に英語が公用語というわけではないので、彼女にとっての英語は私達日本人にとっての英語と同じような位置付けだという事です。

その彼女、英語でウェブサイトを構築し、英語でニュースレターを発行し、全世界70カ国以上から顧客を集め、当然それだけ多くの収入を得ているのです。

インドネシアは、国としては多民族国家のため安定せずに、まだまだ発展途上国というイメージですが、その国でも、若干22歳からこのように世界を相手に成功しているというのはすごいですね。



●参考図書●

 News Week TIME

 「泥棒国家の完成」
  著者ベンジャミン・フルフォード
  (米経済誌フォーブスアジア太平洋支局長)
  光文社

 「30日で億万長者になる方法」
  著者石井貴士
  徳間書店

 

●この「泥棒国家の完成」を読むと外国人から見た日本の驚愕の現状がよくわかります。

泥棒国家の完成ペーパーバックス

●「30日で億万長者になる方法」は題名はちょっと怪しいですが、内容は、世界で成功しているインターネットマーケターが、30日という限られた時間の中で新しいビジネスを立ち上げるとしたらどのようにするかを書いたもので、アン・アヒラはこの中に登場します。

世界の成功者が明かす! 30...

 

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